論文“Biased Bowl-Direction of Monofluorosumanene in the Solid State”がJournal of the American Chemical Society誌に掲載されました。燒山准教授(公募班A01)らの成果になります。フッ素含有お椀型分子FSの反転運動を利用することで、単一分子のみから結晶化溶媒を変えるだけで誘電応答性が顕著に異なる結晶の作成に成功しました。本成果は、有機物を基盤とした多様な誘電・圧電材料の開発・応用展開に大きく貢献するものです。
本論文はJACSのSpotlightsに選出されました。

論文: https://doi.org/10.1021/jacs.3c11311
プレスリリース:大阪大(日本語)東北大(日本語)ChemistryViews(英語)