論文“Local- and Intermediate-range Partial Structure Study of As–Se Glasses”がJournal of the Physical Society of Japan誌に掲載されました。細川特任教授(公募班)と小原博士(計画班A02-1)の連携による成果になります。典型的なカルコゲンガラスの一つであるAs-Seガラスの原子配列を、幅広い国際協力研究により、X線異常散乱、X線回折、中性子回折、および逆モンテカルロ計算で求めました。Ge-Seガラスと比較しながら、その局所あるいは中距離秩序の原子配列の特徴(特異な超秩序構造)を、このガラス系に特徴的な硬さの相転移との関係から系統的に明らかにしました。 論文: https://doi.org/10.7566/JPSJ.93.014601