領域コンセプトを幅広く理解してもらうために、日本セラミックスの協会誌Ceramics Japanに特集「セラミックスにおける「超秩序構造」の観測・理解・制御」を企画しました。12本もの記事から構成され、領域の先端成果を紹介している。2023年8月に掲載されました。
「セラミックスにおける「超秩序構造」の観測・理解・制御」
- 学術変革領域「超秩序構造科学」における取り組み
林 好一
- エマージェント物性を生み出す超秩序構造の創造―特に誘電体材料に関して―
谷口博基
- ゼオライトにおける超秩序構造
伊與木健太、脇原 徹
- 先端量子ビーム手法群による超秩序構造計測
- 小原真司、手跡雄太
- 微小重力を利用した高温酸化物融体の熱物性計測
石川毅彦
- 超秩序構造の理論計算による解明に向けて ―第一原理計算や分子動力学、機械学習による解析―
中田彩子、宮崎 剛、鷹野 優、森川良忠
- 数理情報科学を用いた構造秩序解析
志賀元紀、森田秀利、大林一平
- 金属酸化物表面の超秩序構造を利用した触媒反応:再生可能炭素資源の利活用
大須賀遼太、中嶋清隆
- 無容器法によって創製した高機能酸化物ガラスに潜む超秩序構造
増野敦信
- 蛍光X線ホログラフィーを用いた超秩序構造の観測
木村耕治、林 好一
- 結晶中のドーパントの原子配列の観測 ―光電子ホログラフィー
松下智裕、橋本由介、横谷尚睦
- 局所構造制御による誘電体材料の設計
旭 良司