木村助教、林教授(A02-1)の論文"Ca-induced phonon softening in BaTiO3 revealed by inelastic x-ray and neutron scattering"がPhysical Review B誌に掲載されました。典型的な強誘電体であるBaTiO3にCaを添加すると特定の振動モードがソフト化することをX線と中性子を組み合わせた格子振動の解析によって見出しました。このソフト化が圧電性能の向上に寄与していると考えられ、鉛フリー圧電材料を設計する上で有用な知見を与えました
論文URL:https://journals.aps.org/prb/abstract/10.1103/PhysRevB.110.134314