論文"Relationship between atomic structure and excellent glass forming ability in Pd42.5Ni7.5Cu30P20 metallic glass”がJournal of Non-Crystalline Solidsに出版されました。A02-1 手法班構造グループの小原先生その他と共著で、現在最も金属ガラスになりやすいPd42.5Ni7.5Cu30P20を対象として、X線異常散乱、中性子回折の測定データを逆モンテカルロ法によって原子配列を求めました。そのデータをボロノイ解析、パーシステントホモロジー解説を行い、Pd-Pの共有結合性の部分とNiやCuが作る正二十面体を好む金属部分の競争により、組成不均質性が非常に大きく、その結果ガラス形成能に結びつくことを見出しました。
論文リンク][プレスリリース:熊本大学東北大学
[ニュース:日経新聞オンライン版, Science Japan