“Protection Strategies for the Conversion of Biobased Furanics to Chemical Building Blocks”がアメリカ化学会誌(ACS Sustainable Chemistry & Engineering)に掲載されました。中島清隆准教授(計画班A01-1)とEmiel Hensen教授(オランダ、アイントフォーヘン工科大学)は、固体触媒を利用して、再生可能炭素資源であるバイオマス由来の有機化合物から機能性プラスチック原料を誘導する反応系の開拓に共同で取り組んできました。そして、基質の副反応を能動的に制御する保護基の導入により、高濃度溶液を利用して高い反応効率と生産性が両立した幾つかの反応プロセスを報告しています。本論文では、触媒法バイオマス変換における保護基の活用方法とこの方法論の今後の展望について詳細に記述しています。[リンク]